両親が離婚すると核家族が分解され、「ひとり親家庭」となります
一時期は、ひとり親家庭とは言わず、母子家庭と呼ぶのが一般的でした。それだけ父子家庭は問題にされていなかったのです。現在は父子家庭にもスポットがあたっています。
*父親の子育てへの関わりについて、
「せとぎわ・タイムズ」No.50、
No.53で取り上げました。
子どもはわがままで、無知で、
その上ある種の残酷さを持っています。
子どもを一人で育てる親の精神状態が不安定であると
虐待(精神的・肉体的・性的虐待、または養育放棄)に向かう可能性が高まります。
子どもを養育する上で、同年代の子どもを養育する保護者同士の情報交換は、悩みの解消や
「今のやり方で間違っていない」という確信を持つ助けとなるだけでなく、新たな展開、未経験分野に挑戦する動機付けとなります。これはひとり親の場合に限りません。
子どもの感受性には個人差がありますが、年齢が低いほど、芸術(音楽・美術・文学・映画・演劇)やエンターテインメントに影響されるところがあります。
芸術やエンターテインメントは、内気を自信に、弱気を勇気に、時には絶望を希望に、変えてくれます。
けしてお金のかかるものばかりではありません。小さなころから芸術やエンターテインメントに触れる機会はできるだけ多い方がいいでしょう。
子(18歳の誕生日以後最初の3月31日を迎える前の子)、または子のある妻(母)に支給される遺族基礎年金(国民年金)は2014年4月から母子家庭のみならず父子家庭にも支給されることになりました。
※2014年4月1日以後に夫または妻を亡くした母子家庭または父子家庭につき支給。
厚生労働省は当初、亡くなった母親が専業主婦の場合は(亡くなった父親が専業主夫の場合も)対象外とする予定でしたが、関係者(?)から批判が相次ぎ、支給の対象外としないことになりました。
※ただし、厚生労働省は支給対象限定を断念したわけではなく、
改めて2014年度中に議論し、必要なら法改正を図る考えとのことです。
Copyright (C) 2005-2014 行政書士塩見事務所 All Rights Reserved.